打合せがあって、昔よく通っていた郊外の某撮影スタジオに。
何年か前に改修し、いい意味でオンボロだった佇まいが一変し、すっかり様変わりしている。
自分としては昔の方がしっくりくりくるのだが・・(笑)
ただ、目の前にある八百屋さんは昔のままでホッとする。
食べ物の撮影時には、よく買い出しに行った。
(掲載未許可だし、昔を懐かしんで写真にフィルターをかけてみた)
その店の看板はシンプルだが目を引く。
実は、イチゴ農園の看板を相談しに旧知の映画美術監督(日本の某映画賞最優秀美術賞受賞の大御所)
に会いに行ったのだ。
今手掛けている、地方の街おこしの話題に花が咲く。
そこでも看板が重要だと熱く語る。
穏やかな人だが、映画美術への情熱は半端じゃない。
近くの駅まで歩いたが、道すがらの看板が通り一遍で印象が薄い。
気持ちを新たに電車に乗り込んだ。
会いに行ってよかった。感謝。